9800円(税込・送料込)のハンドウィンチ(チルホール)を買って実践投入してみた!(レビュー)

9800円(税込・送料込)のハンドウィンチ(チルホール)を買って実践投入してみた!(レビュー)

ハンドウィンチ-チルホール9800円で税込み・送料込みの激安ハンドウィンチ(チルホール)を買って、伐倒作業に実践投入してみましたので使い勝手や価格に見合っているかなど評価してみたいと思います。

ハンドウィンチ(チルホール)とは

ウィンチとは、歯車などでロープやワイヤーを巻き上げ張力を与える機械装置なのですが、手動や電動のものがあります。

今回購入したものは手動のものなのでハンドウィンチなどと呼ばれています。

また、ウィンチの個別の商品名としてチルホールやパワーウィンチなどと呼ばれているのものあったりしますので呼称としては、その場その場でどれを使っても問題ないと思います。

ハンドウィンチ(チルホール)の選び方

ハンドウィンチは個別の能力差がかなりあるので選ぶ仕様(ポイント)がいくつかあります。具体的には

→張力・荷重・・引く力(トン(t)で表示)
→巻き物の種類・・ワイヤー、ロープ、チェーンなど
→巻き代の長さ・・ワイヤーやロープなどを巻く長さ
→動力・・手動や電動の別
→メーカー・・国産、海外産など

このあたりを仕様(ポイント)を選ぶ際の基準にすると良いと思いますが、自分が特にハンドウィンチに詳しい訳でもありませんので、林業に使うために必要な条件を満たしたもので、かつ廉価品を狙って商品を選びました。

今回買ったハンドウィンチ

今回買ったものはこちらです。

ハンドウィンチ-チルホール

仕様としてはこんな感じの内容になっています。

→張力・荷重・・1t
→巻き物の種類・・ロープ
→巻き代の長さ・・無制限
→動力・・手動
→メーカー・・海外産(Jun Kaung)

決めてになったのは、ロープと滑車が付いていたこと値段が9800円で税込み、送料込みだったということ。(ワイヤー式だと2000円くらいのものもある)

高いものはかるく10万円を超えますが、正直そこまでスペックを要求するような難易度の高い作業はやらないのでこのくらいで十分です。

また、ロープが使えるものは基本的に長さが無制限に巻き続けることができますので、それもポイントでした。(ワイヤー式は長さに上限があるので勝手が悪い)

また、林業で使う場合には滑車を使うことで木が倒れ込んできたときにウィンチ本体が破損しないのです。

使ってみた感想(使用感)

実際の作業ではこんな感じで使います。(今回はレビューのために無理やりウィンチで引っ張りながら作業しています。)

ハンドウィンチ-チルホール

これで滑車に向かって木が倒れるのでチルホール本体への倒木による破損を回避しながら作業できます。

左の木にウィンチを固定し、右の木で滑車を使って折り返し、中央の木を引っ張りながら倒すために張ったロープです。

感覚としては引き荷重1tというのは付属していたロープと滑車の耐久性に由来する気がしていますので、ロープも太さを変えずに別の高強度のロープを使えば、実際には2tくらいは余裕で引っ張れる感じです。

ハンドウィンチ(チルホール)のレビューまとめ

一言でいうと想像以上の製品で、とても9800円とは思えない造りと性能だと思います。

自己資金力に乏しい我々のような林業団体にとっては、強い味方になってくれそうな代物です。

ちなみにもう一つ追加で注文をかけています。

 

ということで、「9800円(税込・送料込)のハンドウィンチ(チルホール)を買って実践投入してみた!(レビュー)」の話でした。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

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