ヤフオクでクローラ運搬車を購入
森林ボランティアの一環で自身が週末林業を実践するために所属している団体でクローラの運搬車を導入(購入)しました。
機種は、ヤンマーのPK60です。
3mくらいまでの木材であれば運搬することが可能になっています。
ちなみに価格は5万円!!
これなら2、3年で壊れても納得できます。
強みは動力
強みは昔ながらのヤンマーディーゼルの動力(エンジン)です。
これがなかなか壊れない優秀な動力なのです。
エンジンだとどうしてもセルが壊れたり、リコイルが切れたりといった故障が起きます。
またしばらく使わない時間があるとキャブレーターのオーバーホールが必要になったりするので非常に面倒です。
その点、このディーゼルエンジンは簡単には壊れないので安心して使えます。
昔実家の耕運機などで扱っているので状況は熟知しています。
林内作業車には及ばない
本来林業で用いるには林内作業車と呼ばれる専用の作業車を用いることが多いです。
特に作業道が入れられない狭小地などでは林内作業者に取り付けられたクレーン装置を使って集材、積み込みができ、運搬についても4m以上の木材が積載可能で1t近い材を運ぶ能力を備えています。
こんな感じの車両になりますが、価格的には100万円強から購入することが可能になっているので軽トラを買うか運搬車を買うかで迷うところです。
されどクローラ運搬車
そういった意味では今回買った運搬車はちょっと力不足が否めません。
しかしながら、積載重量は約300Kgが可能で荷台の側面に材が積載できるので3mくらいまでの材が積載可能です。
ちなみにですが、積載重量約300Kgは概ね軽トラックに匹敵する(軽トラックは約350Kg)重量です。
もちろん山林内での走行になりますので平坦な道路を走る軽トラックなどと比較は単純にできませんが、クローラの走破性や小回りの良さを活かしていけると感じています。
積み込みは木材トング
さきほど紹介した林内作業者と積載量や重量のほかに最大の差として集材能力の有無が挙げられます。
今回購入した運搬車には実質的に集材能力やる積み込みの能力がありません。
では、どうするのかというと、
木材トングやロープを使って地道に積み込みます。
これが木材トングですが、同じ大きさの木材でも人が手で持つよりも断然楽に積み込みや運搬ができるようになります。
運搬車の走破性と小回りの良さを活かして伐採木の近くまでいって人力で積み込むほか、トングやハンドウィンチなどを使って集材、積み込みを行います。
また場合によっては大径木などはバックホーなどを使うことも想定しています。
まとめ
ヤフオクで5万円の運搬車がいくらの仕事をしてくれるか楽しみにしています。
本来は木材の運搬に使うものではないかもしれませんが、十分に役目を果たしてくれると期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。