減築した倉庫の壁の下地作成から外壁取り付け、塗装まで全てをDIYで行いましたのでその記録を残しておきます。
前回倉庫を減築した時の記録はこちらからどうぞ。
基本はDIYで倉庫をリフォームする
前回あまり詳しくは書いていませんでしたが、個人的にはこの倉庫を全て解体したいと思っていました。
しかしながら持ち主は父親です。
自分の物ではないのでそこは持ち主を意見を尊重し減築することにしました。
もともと昭和40年代に建設された築45年超えの元養蚕用鉄骨ハウスですが、屋根のスレートは朽ち果て雨漏りがしたり枯れ葉が堆積し草が生えているような状態になっていましたので、父親的には躯体部分だけを残して大規模改修をするつもりもあったようです。
冷静に考えるとそれは、コスト的にも用途的にも少しもったいない事になるので可能な限りDIYで作業を行い、危険度が高い作業や技術的にできない作業を一部業者さんにお願いしながら倉庫を可能な限りリフォームしていくことにしました。
まずは鉄骨で外壁の下地づくり
築45年超えの鉄骨造ですが鉄骨自体は錆が出ているもののしっかりとしていましたので、減築の解体をした時に外壁の下地となる部分については材料を残しておきました。
その鉄骨を組み立てた状況です。
写真は既に屋根と妻壁の部分の一部が完成していますが、これは一部を業者施工によって直しています。
鉄骨については、ネット販売されている1万円の溶接機を購入し溶接しました。
100Vの家庭用コンセントで使える1万円の溶接機でも意外しっかりと溶接することができました。
鉄骨自体は、もともと解体部分に使われていたものがそのままのサイズで使えたので、簡単な切断をする程度で簡単にできました。
外壁を波板(鋼鈑)を貼る
外壁のサイズを材寸して必要な材料をホームセンターで揃えました。
あとは、テックスビスで直に鉄骨に留め付けます。
中央部については、扉を付けることも考えましたが面倒なのでクリアの波板を貼って明り取りができるようにしました。
いかがでしょうか。
このあと出隅部分にコーナー材を取り付けて完了です。
全面塗装でイメージチェンジ
塗装をしなくても雨風をしのぐ建屋としては十分な状態になりましたが、塗装することで見た目のイメージアップを図りました。
ペンキをするだけなのでこちらは作業の中でも一番n難易度の低い作業でした。
徐々にすり進めていきます。
住宅などの場合に本来であれば、下塗り、中塗り、上塗りの3回仕上げが基本になりますが、倉庫なので1回塗りで進めていきました。
そしてこちらが完成です。
(同じ角度の写真を取りw擦れましたが)この下の画像の倉庫が上のように生まれ変わったので、機能的にも見た目もよくなったと思います。
倉庫の外装リフォームまとめ
基本はDIYの作業になりましたのでかかった費用を簡単にあげておきます。
・解体 → 約3万円
・屋根 →15万円
・外壁 →3万円
・塗装 →5千円
合計で21.5万円でできました。
コストとしては、業者を頼んだこともあって驚くほどのコストダウンにはなりませんでしたが、半額以下くらいまでコスト削減できました。
今回は金額もそうですが、溶接の技術や解体の技術も手に入れたので、そういう意味では成果のある作業になったのではないかと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます。