倉庫(物置)をDIYで解体して減築しましたので記録方々書いていきたいと思います。
築45年超えの元養蚕用鉄骨ハウス
実家の倉庫兼物置として使っている昭和40年代に建設された築45年超えの元養蚕用鉄骨ハウスですが、屋根のスレートは朽ち果て雨漏りがしたり枯れ葉が堆積し草が生えているような状態になっていました。
また、広いスペースがあるがゆえに不要なものが無造作におかれて置いてある物の99%は使わないという状況でした。
これは早めに手を打たなければいけない状況(悪いパターン)のなか、2年越しでようやく手を付け始めました。
少し側面を解体を始めたあとの写真です。
作業の基本は人力・手作業
基本は全て手作業で行いました。
もともと10年くらい前に業者さんに解体の見積をお願いしたところ80万円くらいの見積もり額になり見送った経緯があります。
なので自分であれば日数こそかかりますが、80万円という高額な費用にはならずに作業できます。
また、今回は全て解体するわけではなく一部は車庫兼物置として利用するため減築扱いです。
使った道具
使った道具は、切断砥石のついたサンダー(グラインダー)、鉄骨を切断するための酸素溶接バーナー(溶接)、カケヤ、工具類です。
基本はこの道具だけで解体していきました。
太い鉄骨を切断するための酸素バーナーです。
要した人工
知人に作業をお願いして作業した日が2日、人数にして4人です。
あとは、自分と父親が2か月くらい空き時間を使って作業していましたので合計して50人工くらいでしょうか。
要した費用
費用は謝礼と屋根材の処分費用で5万円程度です。
鉄骨は全て無料で引き取ってもらっています。
作業工程・作業風景
作業工程ですが、壊すだけなので順番はありませんが、基本的には高いところから作業して壊していきました。
まずは窓枠を全て外し、その後屋根材を撤去しました。(手前は残す部分です。)
次に屋根の母屋部分を撤去し、その後に側面(壁)の部分を徐々に解体していきました。
こんな感じで淡々と壊していきました。
基礎は、小型のコンクリート製独立フーチングなので簡単に掘り起こすことができました。
あとは、トラックに積み込んで完了です。
条件次第で鉄骨は有料で引き取ってもらえます。(今回は手間があったので無料)
DIYで解体して減築した話まとめ
解体後はこんな感じになりました。
我が家の周辺には、その昔に養蚕が盛んだったため同じような鉄骨製の養蚕ハウスが点在しています。
ちょうど40年~50年くらい経過しているものが多く場合によっては放置されているものもあります。
大切に使い続けることも大事なのですが先々を考えると今回のような不要な広い倉庫場合、不要な物が溢れかえる→片付けにはコストと手間がかかる→放置される→使う人がいない(使えない)→人がいなくなる→景観が損なわれるといった負のサイクルにつながります。
特に田舎のあるあるパターンです。
こういったことからも倉庫だけでなく、山林や田畑も含め可能な限りスッキリしておくことを心がけています。
最後までお読み頂きありがとうございます。