夏の熱い時期になると勢いを増す雑草。
この時期になると色々なシーンで雑草に苦労することが出てくると思います。
そんなときに除草作業をどのようにしたらいいのか悩ましいのが除草の方法をどうするか、あるいは除草剤選びをどうするのかといったことなどがネックになると思います。
除草作業の方法
例えばマイホームの周辺や家庭菜園などをしている畑の周辺などのほか、場合によっては、お盆の時期に里帰りしてお墓の周辺の除草作業なんてこともあるかと思います。
そんなとき代表的な除草の方法というと
・刈り払い
・除草剤の散布
の2択に大別されるのではないでしょうか。
今回はそのうちの除草剤を散布して雑草を枯らすための方法として除草剤の選び方の基本を説明したいと思いますが、どこでも適当に使えるわけではないのでそのあたりを解説していきたいと思います。
除草材は農耕地用と非農耕地用がある
除草剤には、法的に農薬として登録され農地での利用が認められている農耕地用のものとそうではない非農耕地用のものの2つに大別されます。
そういったことから農耕地用のものは、農薬として扱われるようになり購入や保管には記名押印が必要だったり資格が必要になりする場合があります。
なので、一般の方がマイホームの周辺などで利用するには非農耕地用でも問題ありませんし、価格も安価なものが多いです。
その反面、非農耕地用の除草剤を家庭菜園や営農されている田畑の近くで散布すると残留農薬として検出されたりするリスクがあるため、そういった心配がある場合には農耕地用というものがありますのでそちらを使う方がいいのかもしれません。
もし非農耕地用を使ったことによって使っている家庭菜園や農家の方の作物に農薬が残留するなどの影響が出てしまったら大変だからです。
除草剤には液体タイプのものと粒剤(顆粒)タイプのものがある
除草剤はよく見かける噴霧して使うような液体タイプのものと撒いて使う粒剤(顆粒)タイプのものがあります。
ほかにも種類や方法はありますが、初心者向けなので今回はこの2種類を把握しておけば十分だと思います。
液状タイプのものは主に雑草が強く茂っている場合に即効性を求める(すぐに枯らしたい)場合に使います。
粒剤(顆粒)タイプのものはじっくり時間をかけて枯らしてく場合や予防的に使うのに向いています。
なかには、液体タイプでも即効性の無いもの粒剤タイプでも即効性のものとして謳っているものなどもあるので、それぞれ除草剤の製品ごとの特性は都度確認が必要であることは認識しておきましょう。
また、どのように使うか(使い分けるか)は、その環境や状況に応じて判断し使い分けるといいかもしれません。
液体タイプの除草剤の種類と特性
粒剤(顆粒)タイプのものは、撒いて使うのでイメージしやすいと思いますので、今回は液体タイプのものに話を絞って説明したいと思います。
液体タイプの除草剤は購入したボトルのまま使うものと水で希釈して使うものがあります。
代表的な銘柄を例にあげてみたいと思います。
どんな雑草にもよく効く万能な除草剤「【日産化学】 ラウンドアップマックスロード」です。
こういった感じで表記が分かれていますので、誰でもすぐに見分けがつくようになっています。
こちらが希釈するタイプで、散布には噴霧器が必要になります。
そしてこちらがシャワータイプ。これば容器のまま散布できるタイプです。
個人的には希釈タイプのものの方がコスト的な面から圧倒的におすすめなのですが、都市部に住む方や利用頻度の低い方、ちょっと使ってみるといった場合にはシャワータイプの方が管理や散布が楽なのでおすすめです。
どちらも同様のシリーズの商品ですが、環境と利用状況によってその効果に多少の違いはあると思いますが、その効果や用途の広さは自身をもっておすすめできます。
ちなみにこれは農薬登録されているので農耕地用ですので利用場所の心配も少なくて済みます。
除草剤の選び方まとめ
どれでもそれぞれに特徴や用途がありますので、除草剤に甲乙を付けるものではないと思っています。
それぞれの特性にあったものを選ぶことによって効果を最大限に発揮できると思いますので、迷ったらまずは使ってみて感覚的に覚えるのがいいと思います。
価格の違いや希釈倍数の違いによってもコストパフォーマンスに違いもありますので裏面の説明書きを見比べてみることも必要です。
個人的にも雑草との闘いはある種永遠のテーマになっているだけに日々、何が良い方法なのかを探していますのでまた関連記事を追記していきたいと思います。