田舎といっても雪の降る所も降らない所も様々ですが、私の住む地域は積雪寒冷地なので冬は寒く雪がたくさん振ります。
そんな我が家の冬の三種の神器を紹介していきたいと思います。
我が家の冬の三種の神器
我が家の冬の三種の神器といえばこれです。
・ホイールローダー
・除雪機(HONDA HS760)
・除雪スコップ
ホイールローダーは、農作業用(土作り)のものなので除雪のためにもっているわけではありませんがまとまった雪がふるとかなり重宝します。
近所の人達は、ホイールローダーでなくてもトラクターにバケットを付けたり、除雪用のロータリーを付けて除雪する人が多く、場合によっては私有地のみならずの農道などは自治体の行う除雪がくるまえに既に完了しているなんてこともあります。
正直頼もししくパワフルな人たちが多いです。
除雪の基本は手押しのロータリー除雪機
と、言っても一般的には豪雪地帯と言われるような地域に向いています。
我が家の周辺では一家に一台あるという感じで、大小様々な機種がありますが、基本は手押しのロータリー除雪機です。
しかもHONDA製のものが圧倒的に多いです。
なんでもキャブレーターの掃除など自分でメンテナンスするのに扱いやすく、部品なども手に入りやすいらしいです。
そういいたことが巡り巡ってHONDAを扱う農機具屋さんも自然と多くなっているので買い替えもまたHONDA製になるという循環なのでしょう。
除雪と農業と危機管理
除雪機については、2014年2月に2週連続で記録的な大雪が降って以来、多くの家庭で個人的に購入する人が増えました。
当時、我が家のビニルハウスは2棟ほど大雪で倒壊してしまいました。
当時の雪で潰れた2棟のうちの1棟の実際の写真です。
この時は、補強などはほとんど効果が無いくらい降りました。
今考えると予めビニールを外しておくか、降っている最中であればビニールを引き裂いて雪が積もらない状況を作れればパイプ部分は被害を免れることができたかもしれませんが、たまたま中に資材を置いていたので何もできませんでした。
まぁ、後からはなんとでも言えるので、日頃からそれらをしっかりと管理していかないとダメだなと今更ながら思っています。
ちなみに我が家は、そのタイミングでこの除雪機(HONDA HS760)を購入しました。
これも対策の1つです。
ローターリーで小回りの利くロータリー除雪機は、ビニルハウスとビニルハウスの間の除雪をするのにも有効で、ビニルハウスの倒壊予防に大きく影響する部分があります。
話を戻しますが、当時の大雪により農業を辞めたり、復旧をあきらめた人も多くいました。
当時の大雪は一晩で1メートルくらいの雪が2週連続で降り積もり、都内でも40cmとかの積雪になって電車や首都高が止まり都市機能がマヒしているニュース報道を見かけたのを記憶しています。
当時、多くの自治体で危機管理体制の想定の中に大雪による対応が想定されていなかったようですが、その件によって、大雪時の危機管理体制を想定したり、都内の自治体でも除雪機を準備するといった新聞記事などを見かけましたのである意味でいい影響をおよぼしたのかもしれません。
まとめ
三種の神器とはいましたが、除雪スコップがあれば一般的な生活では十分対応可能です。
逆の言い方をすれば、雪の多い地域に移住などされる方や初めての冬を積雪寒冷地で迎えるという方は、最低限除雪スコップだけは準備しておくことをおすすめします。
また、ロータリー式の手押し除雪機を買いたいという方は、通信販売などもよいですが、多少値段は高くても近くの農機具屋さんなどがおすすめです。
なぜかというと、急なメンテナンスなどに柔軟に対応してくれるからです。
そういう意味では除雪機の話に限らず遠くの農機具屋さんより近くの農機具屋さんの方が、農作業の時などにもその他の農機具の不具合対応などをしてもらえるのでとっても心強いです。
全てでなくてもいいかもしれませんが、そういったお付き合いも含めて対策を立てておくといいかもしれません。
なんか大きく話が脱線しましたが、以上が「我が家の冬の三種の神器」の紹介でした。