ドウダンツツジは挿し木で増やすことが一般的で、種で増やすことに取り組んでいる人が少ないという理由から種から育ててみようと思ったのをきっかけにスタートしている企画です。
今回が3回目の記事になりますので、初回からお読みでない場合にはこちらからどうぞ。
種まきから発芽まで
前回種まきをした状況を記事にしましたが、種まきをしたのが3月21日でブログの記事でアップしたのが3月24日でした。
種まきの様子はこちらの記事からどうぞ。
そこから概ね1か月後の4月下旬に発芽を確認しています。
つまり発芽までには約1か月程度かかっていることになります。
発芽の状況を撮影してみましたが、この時点では紅ドウダンツツジの面影はありません。
正直種撒きから1か月ほど何の反応も無くもしかしたら発芽すらしないで終わってしまうのかという不安もありましたが、1つ発芽を確認したら次の発芽を徐々に確認できるようになりましたので、種から栽培することはできそうな状況であることが確認できました。
紅ドウダンツツジの種の発芽率
肝心の発芽率についてですが、当初の種の量から考えると感覚的には数%程度から良くても5%前後なのではないかと思われます。
一概には結論は出せませんが、恐らく種の採取後の保存の状況が悪かったのではないかと考えています。
種を収穫後、新聞などに包み乾燥剤とともに蓋のできる空き缶などに入れたうえで冷蔵庫などで保存しておけばよかったのですが、種を採取したまま保存するのを失念し数日間暖房の効いた明るい場所に放置してしまっていました。
もし本来の発芽率でないとするとこれが一番の原因ではないかと考えられます。
わかりにくいかもしれませんので赤丸で囲ってみました。
ちょっと残念な感じですが、時間差で現在でも発芽しているものもあるので種の発芽の方法も土に直接撒くのではなく違う方法も試してみる必要がありそうです。
まとめ
これからの時期は、病虫害に注意する時期になってきます。
なので、これについても農薬を使ったものと使わないもので成長差と耐性を調べてみたいと考えています。
発芽のスピード自体は、秋ころまでに順調にいけば一度鉢上げを行うくらいにまで成長すると思われるペースですのでこれについても環境差を設けて成長を観察してみたいと思っています。
ということで「紅ドウダンツツジを種から育てる実験はじめます。 その3 ~ 発芽状況・経過 ~」でした。
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