冬の花「シクラメン」を長持ちさせる管理のポイント

冬の花「シクラメン」を長持ちさせる管理のポイント

冬の花「シクラメン」を長持ちさせる管理のポイント

写真は、昨年の12月上旬に我が家の圃場で撮影しました。

冬の花「シクラメン」の概要

年末になると店頭などで見かける機会が多くなるシクラメンの花。

贈答用に多く使われることからこの時期(1月)は、家庭やオフィスなどでもよく見かけることがあると思います。

シクラメンは、栽培は難しいですが管理はポイントさえ押さえていれば比較的長く楽しむことのできる花です。

そういった意味では、単価が高めの花とおもいきや以外とお得な花であったりもします。

長い人では、5月くらいまで維持する人もいますので、今回は、このシクラメンを長く楽しむための管理のポイントを解説(紹介)しておきたいと思います。

シクラメン-管理-ポイント

置き場所は、涼しいところで!

シクラメンは暑さに弱い花です。

冬場、人が温かいと感じるような室内では、花が柔らかくなり形が崩れてしまいます。

シクラメンの長持ちしない理由の一つが、あたたかい部屋に置いていることが原因である場合があります。

しかし、ある程度の日当たりも必要なので、玄関先や廊下など人が涼しく感じるような温度の場所に置くのがちょうどよいかもしれません。

屋内の涼しいところで日当たりが確保できない場合には、日中一時的に屋外に置いておくのもよい方法です。

 

水やりはメリハリが重要!

シクラメンの水やりの基本はメリハリです。

ポイントは、土が乾くか花が萎れる寸前まで水は与えない方がいいです。

そして、土が乾くか花が萎れる寸前になったらたっぷりと与えてあげましょう。

シクラメンが長持ちしない最大の理由は、水の与えすぎであることが多いです。この場合、症状として葉が黄色く変色し、株が腐ったり、カビが生えたりして花が弱ってしまいます。

このパターンで花が長持ちしないケースは、個人的な分析では、シクラメンの置き場所よりも確率が高いと思われます。

ですので、水やりの基本はメリハリであることをポイントとして押さえておきましょう。

 

逆にシクラメンの水のやり忘れにも注意です。水やりを忘れてやらかしてしまった話。

 関連記事 
→ 水をやり忘れても大丈夫!? 萎れてしまっても シクラメンは復活します!

 

肥料は与えないことがポイント!

肥料についてですが、基本的には与えなくて良いというのが個人的におすすめする方法です。

理由としては、栽培の過程で肥料を与えていること、土には潤沢な養分が備わっていること、成長した花は光合成によって必要な養分を生み出し株の部分にしっかりと蓄えているということなどが理由です。

なので一冬過ごすには、十分であると考えていますが、2年目、3年目の花については、液肥や化成肥料を与えてあげるとよいと思います。

 

まとめ

1)涼しい場所に置く

2)水は乾いたらしっかりあげる

3)肥料は与えない

この3つを実践してみましょう。

特に水やりについてはメリハリをつけることを忘れずに徹底してください。

今まで上手く管理ができなかった人は、このポイントを抑えるだけで見違えるほど長持ちすると思います。

それとは、逆に植物の管理に長けている人は、自分なりの管理法を実践することもアリだと思います。

 

ということで、「冬の花「シクラメン」を長持ちさせる管理のポイント」でした。

 

 

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